奈良編後編です。
スケジュールも含めた前編はこちらから。
春日大社とは
春日山原始林を背景に建てられている奈良公園内の神社です。奈良時代に平城京の守護と反映のために建てられており、現在は世界遺産でございます。
作らせたのは、この時代有力な力を持っていた藤原さんです。
奉られてるのはタケミカヅチさんです。
武人の神様で、転じて勝利の神様です。
神話での登場シーンでは剣の剣先にあぐらで座って登場するという、なかなかクセ強めです。
この方が白い鹿に乗っているという事で大事にされており、奈良公園は鹿だらけなのです。
駐車場ならぬ駐鹿場なのですね。
厳かな雰囲気×鹿
境内は写真を撮っている人が大勢います。そして熱心にお参りしている方も多数。
奈良公園の大通りから参道付近は広場に鹿がいて牧場感があるのですが、こちらでは石灯籠や木陰、鳥居から鹿が顔を覗かせているので、なかなか神秘的ですね。
よかったら素敵な写真を取ってみてくださいな。
おみくじもお土産に
ここの境内のおみくじは鹿さんが咥えています。
我が家は陶器製の白を買いましたが木製のものもあります。
長女の希望で白い鹿にしましたが、帰り道で三女が嬉しそうに持っていて落として割ってしまったので、ちびちゃんが持ちたがることを考えれば、低年齢の子連れは木製の方を選んだ方がいいかもしれません。
東大寺とは
言わずもがな、奈良時代に国を救済するために仏の力を借りようとおもって建てられたお寺です。
建てさせたのは聖武天皇ですね。
2回ほど燃えてしまっていますが、今建っているのは江戸時代に再建されたものです。
さらにこっそりと現代技術で巧みに耐震補強がされて、歴史がありなが安全な建築になってるそうです。
建立の際は国民が苦しんでしまいましたが、今は観光に来た人々を笑顔に平和な気持ちにさせてくれるので、ご利益はあるのかもしれませんね。
時短駐車場紹介
最初は当たり前のように参道の駐車所を停めようとしていたのですがどこも満車でした。
もちろん同じ奈良公園なので春日大社に駐車して大仏殿に行くのもありです。
徒歩20分ほどかかります。道中気持ちの良い森の中や鹿を眺めながら舗装された道路を行くので、健脚な方ならそれでも良いかと思います。
ただ、12キロの赤ちゃんを抱っこして坂道を20分歩いて山の駐車場に戻るのは我々には無理と判断したので、別の駐車場に行くことに。
それで見つけたのが、住宅街にあるこちらのコインパーキング。
ご親切に住宅街の細道を整備してくださっており、近道の表示までしてくれていました。
おすすめです。大仏殿まで徒歩7分でした。
大仏殿
拝観料
中学生以上600円
小学生300円
未就学児無料
ただし2024年の4月から値上がりしています
中学生以上800円
小学生400円
未就学児無料
一人頭であればさほどでも、家族全員分の料金となると痛い値上がりです。くぅー。
子供達の反応
大仏殿をみて「大きい!!」と一言。
資料の写真見てもこのスケールは感じ取れないものね。
もっと街のお寺ぐらいを想像していたみたいです。
「クレーン車もないのにどうやって作ったんだろう。」と感心しておりました。
そしてメインの大仏(盧舎那仏)をみてまた「大きいっ!」と。
「この大きさで金ピカだったの?」と。
そうねー。当時の方がより圧巻圧巻でしょうね。
過去に思いを馳せている発言、いいですねぇ。
柱の穴くぐり
大仏殿内をぐるーっと一周回って柱の穴くぐりしてきました。
コロナ禍では中止されていた様子ですが、現在は再開されています。
大仏さんと同じ鼻の穴と同じ大きさと知ると子供達はひと笑い。
ご利益のある穴くぐりに挑戦するということで列に並んでもらいました。三女も「く!(いく)、く!(いく)」と言うので三女も穴くぐりをしました。
長女と次女は危なげなくスルーっと通過。
三女はハイハイしてくるかと思いきや、
後ろからパパにおされて、にゅる〜んとトコロテンのようにでてきて周りの人を笑顔にさせていました。
まとめ
事前学習も含めて全3回にわたるシリーズを読んでいただきありがとうございます。
1日では回りきれないほど魅力たっぷりな奈良なのでまた訪れてみたいなと思っています。
よかったら皆様も学び直しを兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?