時短も大事だけども、主戦力を増やすことも大切です。
うちだってぱぱは最初は何もしませんでした。
私がキッチンにいると「今日のごはんはなに?」と無邪気に隣に立って眺めてるだけ。
君は私の子供かっ!
そんな時間あるなら掃除したり洗濯たたんだり、新聞紙まとめて町のリサイクルボックスもってくなりしてくれ!やる事はたくさんあるよ!
…てな感じでした。
子ども生まれてからも、子どもが泣いたら
泣き止まない…パス。やっぱりママが一番だね!
と丸投げからの、自分はスマホ弄り。
主婦湿疹で手があちこち切れてで指紋が無くなってて、しかもビックベビーの抱っこで腱髄炎になっててサポーターで補強してる手は視界にはいっているはずなのに!
そんなぱぱでも今では主戦力に。
我が家の場合ですが、ご参考までに。
今回はアンガーマネジメントです。
どうしてイライラするのか
それは、相手に期待しすぎちゃうから。
人間はギャップで落胆したり、イライラしたり感情を揺さぶられます。
全部自分が思い描いた未来と起こった現実とのギャップです。
自分がこれだけ頑張っているんだから、パートナーも同じだけやるべきだ!
というのも、同様です。更に言うと、
A自分が頑張ったため報われるだろうと考えることと、Bパートナーが頑張ることは無関係です。
自分の脳みそで、パートナーの筋肉を動かすわけではないので、自分が頑張ればパートナーも頑張ることにはなりません。
つまり、そんな事考えても仕方ありません。
諦めろとまでは言いませんが、動いたらラッキーぐらいの気楽なイメージで接しましょう。
深呼吸して状況の確認
イライラしたら10秒深呼吸してください。
他ごとを考えず、呼吸とカウンドだけに集中して。
そうすると頭がクリアになり、上記に書いたような「自分とパートナーは別の人間であり、思った通りにならないのはあたりまえ」ということがストンと腑に落ちると思います。
手術室ではタイムアウトという行為をします。
タイムアウトとは執刀前に全員が手を止めて、確認作業をする事で医療事故を防止することができます。
あれこれ家事に追われてイライラしたら、深呼吸をして完全に手を止めてタイムアウトをしましょう。
やるべき順番、今無理にやらなくてもいいことの整理ができるはずです。
まずは、
①今すぐにやらなくては命が危ないもの
②やらなくても命にはかかわらないもの
それで頭のふるいにかけます。
①には環境を整えることがはいります。子供の回りに吸い殻が落ちてる、刃物がある、誤嚥の可能性のあるものが落ちている等ですね。
はい、あとはぶっちゃけどうでもいいです。
多少ほこりが落ちてても、キッチンシンクが片付いていなくても、洗濯物がたたんでなくても。
子供が泣いていて落ち着かないのであれば、一緒にあそんでもいいし、
家が汚くて落ち着かないのであれば、子供を膝にのせたままできることから片づけすればいいし。
無理にやらなくてもいいことが整理できれば、意外とやることが少なくて落ち着いてきます。
落ち着いたら、どの家事が残りやすくて無理をしているか分析してみましょう。
毎日業務(=家事)が残ってて、パワーを120%つかっているのであれば60%ぐらいのパワーでこなせるような業務改善をしてみましょう。
このサイトではそんな業務改善のコツを伝えています。
パートナーに主体性を持たせる
パートナーは何もあなたが憎くて困らせてやろうなんてこれっぽっちも考えていません。
ただ、気がつかないだけです。
目の前でバタバタ家事をマルチタスクでこなしていても、癇癪をおこした子供をなだめていても、です。
だから助けて欲しい時は伝えないといけません。
ただ、「これ手伝って」と言っても、言われたことだけやってきたまた自分の世界に行ってしまいます。
例えば
本当はめっちゃ疲れていて一旦座りたいけど、まだ洗濯干してないし、皿も洗ってないし、子供の上靴も洗ってないし、お風呂も洗わなきゃいけないし、掃除もしてないし、午前中に買い物行きたいからそんな休憩する暇なんてない
矢継ぎ早に言われたら「ヒステリックだし、何か面倒くせぇ」となって、耳が閉じてしまうパートナーは多いかと思います。
それを理解して一個づつお願いするつもりで
お風呂洗いお願いしていい?
とだけいうと、快く引き受けるものの、カビ取りやらガラス磨きまではじめて、全体の家事タスクが全く進まないことも。
なので、一方的に家事をお願いするのではなく、その都度二人で家事のタスクを確認する方が結果的に早くなります。
今から皿洗いと洗濯と掃除と靴洗いと風呂洗いとお昼前に買い物行きたいんだけど、どうしよう
じゃあ、靴洗いと風呂洗いするよ。洗濯と皿洗いはお願い。掃除は午後からにしよう。
どうしよう、と相談したことにより指示待ちだった旦那が主体性を獲得しました。
頼られることが好きなパートナーに有効な手段です。
もし、パートナーが靴洗いをしたところでスマホの通知音が鳴って、またスマホの世界に旅立ってしまったら、ムッとせずにおどけて声をかけてみてください。
「今日のタスクを確認シマスカ?」siri風に。
現実世界に戻ってきてくれるはずです。
パパをうごかす。その②は明確な物事の伝え方について。
ではでは。