12月は師走と言いますが、11月も準師走といえるぐらい忙しい気がします。
写真付きの年賀状やおせちやクリスマスケーキの早割の発注、年末調整、子供達のインフルエンザ2回分のスケジューリング、行楽日和で家族ともお出かけしたいし、気温が下がる前に大掃除も済ませちゃいたい所。衣替えもして、お出かけ時の暑さ対策グッズ置き場を冬用の寒さ対策グッズに変えて…
フルーツバスケットに学ぶ
さてさて、やることが多くて手がつかなくなっちゃったり、呆然とした経験は誰でもあるとおもいます。
そんな時頭に浮かぶのは漫画「フルーツバスケット」に出てくる紫呉のこのセリフ
その通りなんですよね。
とりあえず動いてみることが大事なんですよね。
家族5人分の洗濯畳みの時もとりあえず畳みやすいタオルから片付けると、意外と量が減ってやる気がでるんですね。
皿洗いも然り、
とりあえず食洗機に入れやすそうなものからどんどん入れて行くと、残りはお鍋とか炊飯器とかだけ。
熟考することが悪いことだとは言えないけども、やることが多すぎて戦意喪失することは良いこととは言えないと思うんですよ。
ぐれさん良いこと言うわ。
吾が道は一以てこれを貫く
論語でお馴染みな孔子先生もこうやって言っているんですね。
「吾が道は一以てこれを貫く」
つまりは
「私の人生は一つのことで貫かれている」
これはただひとつのことだけやりなさい、と言うことじゃないらしいです。
ひとつひとつのことを誠心誠意込めてやっていく、という意味。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と何事もふらふら疎かにしない。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃってなっている時、一つでも小さなことでいいのでやりきってみると、それがきっかけで他のこともできるようになるもんです。
マルチタスクで同時にやっていくこともかっこいいとは思いますが、全て中途半端になるとモチベーションが保てません。
とりあえず、一つとりかかって、やりきってみる。
誠心誠意こめてやってみる。
そのやりきった、という充実感を得ることでモチベーションに繋がりますよ。
トリアージしてみる
トリアージとは災害医療現場で使われる手法で、わかりやすく言うと優先順位です。
歩行できるか、呼吸数、脈数などから機械的に振り分けていきます。
さて、それを家事育児にどう落とし込んでいくのか。
命に危険はないか
まず、ここで振り分けます。
命に危険があるならまず一番に処理します。
例えば理解度が低い子供の手の届く所に誤嚥しそうな大きさのものがある、浴槽にお湯が張られていて蓋がしていない、ベランダや玄関のドアが開いている、コンセントプラグがオープンになっていて、針金等突っ込みやすいものが放置されている、という環境整備が多い気がします。
パパママの精神状態が限界ならもうここまでやればOK。
子供が明日も生きてる、それだけで拍手!えらい!
一旦寝て落ちついましょう。
そのあとは?
そのあとは、出来そうなことからやってみる。
フルーツバスケットの紫呉も言ってたじゃない。
とりあえずできそうなものからやってみよう。
孔子先生も言ってたじゃない。
一つやってみてやり抜いてみる。
その選択は個々の選択でいいんですよ。
汚い部屋にいると、モチベーションが上がらなくてイライラすると言うのであれば、掃除から取り掛かればいいし、
美味しいものを食べたいのであれば、買うなり作るなりやってみればいいし、
子供を笑顔にしたいなら、一緒に公園に出かけてみれば良い。
一個だけでもいいんです。やりきる。
やったら自分自身を褒めてみる。
充実感を見逃さない。
今日は断捨離で一袋捨てた!
衣替えをした!
お布団を干した!
素晴らしい!
眠たいから寝た?
おっけ、おっけ!
自分の体調を整えるのだって立派な成すべきことよ!
ちょー細かくやりきってみた結果
トイレ掃除だって、1回トイレに入ったら1箇所だけ掃除してみる、というのを目標としてみてください。
1箇所ってほんと1箇所だけですよ。
トレペーを変える、とか、蓋だけ拭いてみるとか、棚の埃をトレペーで拭ってみる、とか、扉の桟の部分だけ拭いてみる、とか。
豆ピカとトレペーで十分です。一個メラニンスポンジお置いておくと手洗い場を洗うのに便利。
それを貫いて行くと、2日かけてトイレがピカピカになります。人の排泄回数は7回前後。2日で14箇所も掃除できますよ!楽勝!
それから、また自分を褒めてみる。
自分の自信に繋がっていきます。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
まずは、とりあえずひとつひとつ処理してみましょ。
少しでも気持ちが楽になればなー、と思います。
では、また次の記事でお会いしましょう!