マイクラって何?流行ってるみたいだけど、何するゲーム?と思っている方もいらっしゃるでしょう。
簡単に説明から入っていきましょう。
Minecraft(マイクラ)とは?
Minecraft(マインクラフト略してマイクラ)は元々10年以上前からあるパソコンで遊ぶゲームでしたが、人気があってNintendo Switch、wiiU、PS4、PS5、X boxone、Xboxseries、スマートフォンで遊ぶことができます。
旦那はかなりの古参です。
我が家はデスクトップパソコンとSwitch、Switchliteで遊んでいます。勿論Switch一台だけで画面分割して遊べますが、子供たちが見にくいと不評なので其々のモニターで遊んでいます。
マインクラフトのアカウントを作れば、パソコンとSwitch同時に同じ世界で遊べます。
どんなモードで遊べるのか?
モードは大まかにクリエイティブモードとサバイバルモードがあります。
どちらで始めてもゲーム中の設定画面で切り替えることができるので、「サバイバルしんどい!」となったらクリエイティブに切り替えて遊ぶことができます。逆に、ちょっとドキドキ感を味わいたかったらサバイバルに戻せばいいんです。
クリエイティブモードとは手元にすべてのブロックが無限にあり、空中も飛べるのでサクサクと好きな建築ができるモードです。ダメージも受けないし、お腹も減りません。
サバイバルモードとは手元に道具も何も無い状態でスタートします。さらに落下ダメージや水中ダメージなどもはいり、お腹も空くので食料にも気を配らなければなりません。
木を壊して木のブロックを手に入れて斧やスコップ、そのほかの道具や建築用のドアや窓といった基本的なものを作るために必要な作業台や釜戸も作るらないと何もできません。つまり、Aが欲しい→Aの材料のBがほしい→Bの材料をつくるCを作る。といった流れで永遠と作業を繰り返していきます。
面倒と言われればそうなんですが、自分で思い描いた拠点ができて農業、牧場、炭鉱道が整備されて生活が豊かになっていくのはとっても楽しいですよ。
さらに地図を片手に色んなバイオーム(特殊な地形)を探しに冒険するのもありです。色んな生き物(mob)を見つけるのもよし。
モードの中でも敵が出てくるかどうかも操作ができるので、クリエイティブで敵を出すこともできます。
子供たちはこれでワーワーキャーキャー言いながら楽しんでいますよ。
何が学びになるか?
マイクラの学びは主に三種類
1.創造性を豊かにする
2.論理的な思考が身につく
3.学習サイクルの構築
では詳しく見ていきましょう。
創造性を豊かにする
マイクラには様々な外観のブロックがあります。
それを使って好きなものを積み木のように作ることができます。
また、建築する材料は立方体のブロック、または立方体の半分の高さのハーフブロック、階段ブロック、もしくは柵やドア、トラップ用のドア、ランタンと言った限られた道具を置くことしかできません。
どうぶつの森のように様々な家具があるわけではないんですね。
なので色を組み合わせたり、よく似たものを利用して作りたいものを作っていくことになります。
上の画像ではソファはハーフブロックで座面、背もたれを竹のトラップドア、手すりは額縁を使っています。棚は樽の向きを工夫して作っています。
論理的な思考が身につく
マイクラのブロックにはギミックのついたものがあります。
入力装置→レッドストーントーチ、レッドストーンブロック、ボタン、感圧板、レバー、日照センサーなど
回路を繋ぐもの→レッドストーンパウダー、もしくは隣にすぐ出力装置を置く、リピーターなど
出力装置→加速レール、音ブロック、発射装置、レッドストーンランプなどなど。
一定の方向にアイテムを流すホッパーや、人の乗れるトロッコやボートなどなど。
それを組み合わせて装置を作れます。
長女のつくったジェットコースターは、ボタンを押すと加速レールが反応してトロッコが発車します。レールの途中には感知レールがあり、それを踏んで通過すると音ブロックが反応して音が出ます。
思った通りにギミックが発動すると何度も「すごいでしょ!」と見せにきます。
マイクラではもう少し高度なこともできます。
AND回路(両方ONだと出力させる)OR回路(どちらかだけでも出力させる)NOR回路(どちらもOFFだと出力させる)NAND回路(両方ともON以外のとき出力させる)XOR回路(片方だけがONの場合出力される)といった論理回路を組むこともできます。
これだけ小難しく書くと何のことやら、と思うかもしれませんが、自分の作りたい装置を思い浮かべた時に頭を整理させるとこの考え方に当てはめることがでにます。
例えば2階建のお家を作る時に、階段の電気のスイッチが2階でoffになっていても一階でonになっていればつく、一階がoffでも2階がonならつく、両方onでも電気がつく、両方offならつかない。そんな装置が作りたいときはどうするか。
私だったらOR回路で作りますかね。
まだ一年生なのでここまで複雑なものは自力ではつくりませんが、模倣はしているのでそのうちやりそうですね。
学習サイクルの構築
もっと凄いのが作りたいと思って自主的に回路や建築を学んで模倣してものにする習慣が身につくということ。
長女はYouTubeで面白そうな建築動画を見つけると紙を持ってきてメモをします。もしくはiPadを片手にパソコンを立ち上げてマイクラを起動します。
そして見よう見まねで模倣して作ります。
その後、何も見ずに、使いたいブロックにしてもう一度作ってママやパパに見せてくれます。
興味のあることをみつけ、調べ、模倣して再現して知識を自分のものにしたんですね。
これって学習でも大事なことです。
理科の実験でもそうですね。教科書通りの実験をして結果を再現して覚える。
上の小難しい回路論理も、模倣して作っちゃいます。
マルチプレイの時に仲良く二人同時にレバーを引かなければ打ち上がらない花火なども作れちゃいます。
マイクラって取り扱い説明書がないんです。さらに言うと、チュートリアルもなしに急にゲームが始まって手探りで進めなくてはいけないんですね。
何を作るにもまず勉強しないと作れないんです。
日常生活で問題集を解いていて「こんなの習ってないよ!できない!」と言っていたらこう言ってあげましょう。「大丈夫、マイクラは習ってなくても調べてできるようになったでしょ。その問題も一緒に調べてやってみよう!」
まとめ
どうでしたか?ただのゲームだと侮ることなかれ。
創造性を育み、自己学習を進めるマイクラの世界を少し知ることができましたか?
よかったら一緒にマイクラを楽しんで学んでみませんか?