よし、ポータブル電源を買うぞ!と意気込んだものの、キャンプで使うポータブル電源、実際にどれを選べばいいか悩みますよね。
我が家も購入前、かなり悩みました。
容量はどれくらい必要?
大きければ大きいほど安心?
そもそも高い買い物だし、一度レンタルして試した方がいい?
調べれば調べるほど、容量や出力、充電時間などいろいろな数字が出てきます。
メーカーページ飛べば、それが正解のように見えてくる(´・_・`)
そんな中、我が家が最終的に選んだのは、大容量のポータブル電源を1台ではなく、1000Whクラス+1500Whクラスの2台持ちでした。
「合わせて2500Whなら、大容量を1台買えばいいのでは?」
と思いますよね。
でも、ファミリーキャンプで実際に使うことを考えると、容量だけでは決められませんでした。
我が家がポータブル電源を購入した一番の目的は、夏の電源なしキャンプでも車載冷蔵庫を使いたいからです。
そこから必要な容量を考えつつ、車への積載、持ち運ぶときの重さ、キャンプ中の充電方法、災害時の使いやすさまで考えていくと、「大きな1台」よりも「扱いやすい2台」の方が我が家には合っていたんですな。
この記事では、スペックを並べておすすめのポータブル電源を比較するのではなく、我が家が何を基準に考え、なぜ今の2台を選んだのかをまとめます(`・∀・´)ノ
これからキャンプ用のポータブル電源を買おうと思っているけれど、「結局、我が家にはどのくらい必要なんだろう?」と迷っている方の参考になればうれしいです。
ではgo!
ポータブル電源が欲しくなった理由
そもそも我が家がポータブル電源を欲しいと思ったきっかけは、車載冷蔵庫でした。

ファミリーキャンプでは、どうしても食材の量が多くなります。しかも、
子供がカパカパ開けてはジュースを取り出して、入れるのを忘れた常温ジュースをまたクーラーボックスに入れてしまう。
管理が徹底できないのです。
特に夏場は、
「お肉、ちゃんと冷えてるかな?」
「クーラーボックスを開けすぎてない?」
「2日目の食材、大丈夫かな……」
と、食材の温度管理が気になるもの。
初期は我が家もハードクーラーボックスを使っていたんです。
が、二日目の朝には、中身は「ちょっと、常温より気持ち冷たい?」程度。
朝ごはん用のウインナーとかポテトサラダとかちょっと怪しい、、、(´・_・`)
そこで我が家は、食材の衛生管理を少しでも楽にしたくて車載冷蔵庫を導入しました。
一度使ってみると、これがとっても快適。
しっかり冷えた状態を保てるので、保冷剤の残り具合を気にすることもなくなり、キャンプ中の食材管理がぐっと楽になりました。
すっかり手放せないキャンプ道具になったのですが、ここでひとつ問題が。
車載冷蔵庫を使うには、当然ながら電源が必要です。
電源サイトなら問題ありません。
でもキャンプ場を探していると、景色のいいサイトや自由度の高いフリーサイトなど、「ここ行ってみたい!」と思う場所に限って電源がないことも。
しかも、電源サイトって地味に高い。3000円ぐらいの差でも2泊なら6000円。
そりゃポタ電買うより安いですよ?でも、地味にくる。

車載冷蔵庫の便利さは手放したくない。
でも、電源があるかどうかだけでキャンプ場の選択肢を狭めたくもない。
それなら、
「電源を自分たちで持っていけばいいんじゃない?」
ということで、我が家のポータブル電源選びが始まりました。
はい、構想1年半。やっと買って、1年使って、今年2年目です。
まず考えたのは「何に使いたいのか」
ポータブル電源を調べ始めると、とにかくいろいろな商品が出てきます。
500Wh、1000Wh、1500Wh、2000Wh……。
数字が大きくなるほどたくさん電気を使えて安心そうですが、当然、本体も大きく重くなっていきます。
そこで我が家は、最初に「何Whを買うか」ではなく「何に使いたいか」を整理しました。
一番の目的は、
夏場に車載冷蔵庫を1日程度動かせること。
これが最優先です。

そのうえで、スマホやタブレット、子どもたちのSwitchなども充電したい。
災害時には自宅でも使いたい。
反対に、キャンプ場で炊飯器やホットプレートなどの高出力家電をたくさん使いたいわけではありません。
出先でパソコンで編集したり、デジカメを充電する事もありません。
そう考えると、ただ一番容量の大きいものを買う必要はなさそうでした。
大容量1台ではなく「1000Wh+1500Wh」にした理由
必要な電力量を考えると、大容量のポータブル電源を1台購入する方法もありました。
実際、
「容量が必要なら、大きいものを1台買えばいいのでは?」
とも考えました。
でも、ファミリーキャンプで実際に使うところを想像すると、容量以外の問題が出てきます。
ポータブル電源は大きくなるほど重い
キャンプ道具は、ポータブル電源だけではありません。
テント、寝具、テーブル、チェア、食材、着替え……。
5人家族の我が家は、ただでさえ荷物が多めです。
だいぶ減らしているものの、重量級キャンパーです。
そこへ大容量のポータブル電源を積むとなると、サイズも重さも無視できません。
しかも、積んだら終わりではなく、
家から車へ運ぶ。
車からサイトへ降ろす。
必要ならキャンプ中にも動かす。
という作業があります。
容量が大きくても、重すぎて動かすのが億劫になってしまったら、我が家にとっては使いやすい道具とは言えません。
おけ私、かなり非力です。患者さん動かす時も、見かねて介護士さんたちがすっ飛んで「やります」って言ってくれるぐらい見るからに非力なのです。
なので、重たいポタ電だと動かせません。
夫しか運べない、という制約は設営撤収を考えると辞めた方がいいのは明白です。
そこで、一つを巨大化させるのではなく、比較的扱いやすいサイズを2台持つ方法を考えました。
ちなみに積載は1500wを助手席後ろ、1000wを3列目シートの後ろに置いてあります。


出発直前のため後部座席の長女が見えますな。
右のデカい板がソーラーパネル。左に1000w、LEDランタン類BOX、日焼け止めや歯ブラシ等日用品が入っている鞄が積み込まれています。
2台なら役割を分けられる
我が家が最終的に選んだのは、
- 1500Whクラス
- 1000Whクラス
の2台です。


基本的には、大きい方を車載冷蔵庫に。
もう1台をスマホやタブレット、Switchなどの充電に使います。
こうしておけば、子どもがSwitchを充電したからといって、
「冷蔵庫の電気、大丈夫かな……」
と同じバッテリー残量を気にする必要もありません。
当然1500wだけでは冷蔵庫を1泊使いまわせる容量はありません。
なので、充電用の1000wに途中から繋ぎかえる、という作戦です。
しかもノアにオプションでAC電源をつけているので、いざとなれば充電ができます。
2台あることで、片方を車に乗せてお出かけ充電している間も、もう片方を冷蔵庫に繋ぎっぱなしで使うことができるのではないか、という作戦も。
実際に何度か電源なしキャンプをしてみて、この「電気を分けて持てる」という使い方は想像以上に便利でした。
メーカー選びでは「安心して使えること」を優先
容量がある程度決まったら、次はメーカー選びです。
ポータブル電源は決して安い買い物ではありません。
そして、大容量のバッテリーを家の中や車内、キャンプで使うものでもあります。
実は一回、夫の実家から1000wのポタ電を借りた事があります。大手ではない、安いから災害用に買った、という商品。
1000wあるはずなのに、計算上より減りが早い。
まぁ、そんなもんかもしれません。そのメーカーの会社を調べましたが、検索にはヒットせず。
そのため我が家では、価格だけで選ぶのではなく、「自分たちが安心して使えるメーカーから選ぶ」ことにしました。
そこで候補に上がったのがAnkerです。
実は我が家には、10年ほど使い続けているAnker製品があります。
コンセントに挿してiPhoneを充電しながら、本体そのものも充電でき、外出時にはそのままモバイルバッテリーとして持ち出せるものです。


購入してから約10年。
今でも現役で使っていて、長く使う中で異常に熱くなるなどの不安を感じたこともなく、私の中ではすでに「安心して使えるメーカー」という印象がありました。
もちろん、小さなモバイルバッテリーと大容量のポータブル電源は同じものではありません。
それでも、高価で長く使いたいものだからこそ、スペックや価格だけではなく、「これまで自分が使ってきて信頼できたメーカーかどうか」も我が家にとっては大切な判断材料になりました。
そうして最終的に選んだのが、Ankerの1500Whクラスと1000Whクラスの2台です。
「まずはレンタル」も考えました
ポータブル電源は高価なので、購入前にはレンタルも検討しました。
実際、
「キャンプでポータブル電源が本当に必要かわからない」
「まず一度使ってみたい」
という場合なら、レンタルして試してみるのもいい方法だと思います。
我が家も最初はそのつもりでした。
ただ、レンタルするとなると、
申し込んで、受け取って、キャンプへ持っていき、帰宅したら梱包して返送する。
当然レンタル料金もかかります。
我が家の場合は、すでに車載冷蔵庫を使っていて、
「電源サイト以外でもこれを使いたい」
という目的がはっきりしていました。
さらにキャンプだけでなく、災害時の備えとしても使えます。
それなら、一度レンタルするためにお金と手間をかけるより、最初から購入してしまってもいいのでは?
と考え、我が家はいきなり購入することにしました。
レンタルと購入、どちらが正解というよりも、
「そもそも自分にポータブル電源が必要かわからない」のか、 「必要なのは分かっていて、どれを買うか迷っている」のか。
ここでも選択肢は変わってくると思います。
実際にキャンプで使ってみたらどうだった?
ここまでいろいろ考えて選んだものの、購入した時点ではまだ机上の計算です。
- 本当に車載冷蔵庫を動かせるのか。
- 夏場はどのくらい電気を使うのか。
- ソーラーパネルがあれば、2泊3日でもいけるのか。
そこで実際に、夏の電源なしキャンプへ持っていって試してみました。
最初は1泊キャンプで、車載冷蔵庫を動かしたときの消費電力をチェック。
その結果をもとに、次はソーラーパネルも使いながら2泊3日に挑戦しています。


さらに、その後も実際のキャンプで使い続けました。
そこで分かったのが、計算通りにいかないのがキャンプだということ。
特に林間サイトでは木漏れ日が多く、ソーラーパネルを持っていっても思ったように発電できないことがありました。
一方で、観光や買い出しへ行く間に車で充電しておけば、想像以上に回復できることも分かりました。
「ソーラーパネルがあれば大丈夫」と思っていた購入当初とは、今ではポータブル電源の運用方法も少し変わっています。


実際に使った今も「大容量1台」ではなくてよかった


購入前は、
「本当にこの容量で足りるかな?」
「もっと大きいものを1台買った方が安心かな?」
と迷いました。
でも実際に何度もキャンプへ持っていった今は、1000Whクラス+1500Whクラスという選び方が我が家には合っていたと感じています。
もちろん、大容量のポータブル電源1台が合う家庭もあると思います。
使いたい家電も、泊数も、車への積載量も、キャンプスタイルもそれぞれ違います。
だからこそ、ポータブル電源を選ぶときは
「何Whがおすすめ?」
だけではなく、
「キャンプで何に使いたい?」 「誰が、どうやって運ぶ?」 「キャンプ中、どうやって充電する?」
まで想像してみると、自分のキャンプに合った容量が見えてくると思います。
我が家の場合は、
車載冷蔵庫を夏場でも安心して使いたい。
でも、そのためにキャンプの自由度は下げたくない。
そこから考えていった結果が、大容量1台ではなく、扱いやすいポータブル電源を2台に分けるという選択でした。
ポータブル電源があることで、電源サイトに縛られずキャンプ場を選べるようになったのは、我が家にとってかなり大きなメリットです。
これからポータブル電源を選ぶ方も、スペック表の数字だけでなく、ぜひ「実際にキャンプへ持っていった自分」を想像しながら選んでみてください。

