わが家がファミリーキャンプで愛用している、ラーテルワークスの2ルームテント「BODEN(ボーデン)」。
幅約400cmの広い寝室は、インフレーターダブル2つとコット1つを入れても荷物置き場があり、5人家族のわが家でも横並びでゆったり眠れるほど。リビングも広く、わが家にとってはとても使いやすいお気に入りのテントです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !"
ただ、何度もキャンプで使っているうちに、ひとつ気になるところが出てきました。
雨が降ると、リビング部分の屋根に水が溜まりやすい!ということ。
これまでは余っているポールで幕を下から持ち上げ、水が流れるようにしていたのですが……ついに幕を傷つけてしまいました(´・_・`)
そこで改めてボーデンの構造を眺めながら試してみたのが、サイドポール部分の留め具を一部外すという、とても簡単な方法を夫が思いつきました。
実際に雨キャンプで試してみると、それまで溜まっていた雨水がスルスルと流れていくようになりましたよ!
実は2泊3日中、設営直後の2時ぐらいから次の日の9時ごろまで雨が降っていましたが、快適に過ごせました。
今回は、わが家が実際に経験したボーデンの屋根に雨水が溜まる原因と、現在行っている雨対策をご紹介します。
※メーカー推奨の設営方法とは異なります。風の強い日には行わず、天候を確認したうえで自己責任でお願いします。
ボーデンは雨が降ると屋根に水が溜まりやすい
広くて快適なわが家のお気に入りテント、ラーテルワークスの「BODEN(ボーデン)」。
ですが、雨キャンプになると以前から気になっていたことがありました。
それが、リビング部分の屋根に雨水が溜まりやすいこと。
少しの雨ならそれほど気にならないのですが、雨が長く続くとだんだん水が溜まり、屋根の一部が大きくたわんできます。
2mmの雨でも1時間ほどすると、たぷん。
せっかくテントの中でのんびりしていても、
「また水、溜まってない?」
と、ついつい屋根を確認。
そしてたぷたぷになった幕を力ずくでエイっと押し上げ、意図しないところに水が流れちゃって、ビタビタ、跳ね返りの土でドロドロに。
夜中に雨音が聞こえると目が覚めて起きる羽目に。
子供達がいるのに倒壊したら大変!
雨が降るたびに気になる、わが家にとってボーデン唯一ともいえる悩みでした。
ピン張りしても凹みは消えることなく。
もうゲリラ豪雨がある夏用に別テントを買おうか悩むぐらいに。
原因はトップポールとサイドポールの間にできる「くぼみ」
なぜボーデンは、この場所に雨水が溜まりやすいのでしょうか。
実際に屋根の形を見てみると、理由がよく分かります。
ボーデンには、リビングから寝室に向かってテント上部を通るポールがあります。
さらに、そのポールと並行するように、屋根のサイド部分にもポールが入っています。
このトップ側のポールとサイドポールの間にある幕が、雨が降ったときにU字型のようにたわみやすいんです。

すると、そのくぼみに雨水が集まってしまいます。
ルーフトップをつけても、ルーフトップ自体が完全にポールごと屋根を覆う形状じゃないので意味もなく。
構造上できるくぼみなので、
「これは仕方ないのかなぁ」
と思いながら、わが家では別の方法で対策していました。
これまでの雨対策|余ったポールで幕を下から押し上げていた
今までわが家がやっていたのが、余っているポールを使って、雨水が溜まる部分を下から押し上げる方法です。
U字型になっている幕を下から持ち上げて傾斜を作れば、そこに雨水が溜まりにくくなります。
ただ、ポールをそのまま幕に当てるのはさすがに怖い。
そこで、ポールの先端と幕の間に雑巾を挟み、なるべく幕に負担がかからないようにしていました。
これで実際に雨水は流れてくれていたので、
「とりあえず、これで大丈夫かな」
と何度か雨キャンプを乗り切ってきました。
雑巾を挟んで保護していたけれど…ついに幕が傷ついた
ところが、ある日のキャンプ。
撤収するときに幕を確認すると……
傷がついてる!!
雑巾を挟んで直接ポールが当たらないようにしていたものの、やはり一点を下から長時間押し続けること自体が、幕への負担になっていたのだと思います。
幸い、大きく破れてしまったわけではありませんでした。
ブラックコーディングが剥がれた(よれた)程度。
でも、
「この方法を続けていたら、いつか本当に穴が開くかも」
と思い、ポールで突き上げる方法はやめることにしました。
さて、どうしよう。
そこで改めて、雨水が溜まってしまうボーデンの屋根を眺めてみました。
ボーデンの雨対策を変更!サイドポールの留め具を外してみた
今までは、
「くぼんでいるところを、どうやって持ち上げるか」
ばかり考えていました。
でも、そもそも雨水が溜まる原因は、トップポールとサイドポールの間で幕がU字型になってしまうこと。
だったら……
U字型にならなければいいのでは?
そこで試してみたのが、今回の方法です。
リビング部分の留め具だけを外す
やったことは、とても簡単。
サイドポールに幕を固定している留め具のうち、リビング部分だけを外します。

寝室側まで全部外すのではなく、わが家では雨水が溜まりやすかったリビング部分のみ外しました。
寝室はドーム状になってるのでたまらないんですよね。
すると、それまでサイドポール側で固定されていた幕が下へ落ち、屋根の形が変わります。
特別な道具も必要ありません。
ポールで下から支える必要もなし。
「これで本当に大丈夫?」
と思いながら、しばらく外のタープ下で様子を眺めていました。
U字のくぼみがなくなり、雨水がスルスル流れた
これが、想像以上にいい感じだったんですな。
今まで雨水が溜まっていたU字型のくぼみがなくなり、雨が幕の上をスルスルと滑り落ちていきます。

なんということでしょう…!!(某リフォーム番組風)
たまることなくスルスルと落ちていくではありませんか!?
いやー、まじ何やってたんだろう、
と思うくらい、シンプルでした。
雨水を「溜めないように持ち上げる」のではなく、
最初から雨水が流れる形にしてしまう。
わが家の場合は、これだけで雨キャンプ中に何度も屋根を確認する必要がなくなり、かなり安心して過ごせるようになりました。
これで雨キャンプも怖くない。
むしろスルスルと落ちる水と雨音を楽しめるようになりました✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。

ちなみに雨でもこのようにサイドの跳ね上げをロープで斜め下に固定すると風も通って暑くないですよー。
サイトを広く使えるのであれば、タープも被せれば濡れることなくお外のアウトドアリビング(?)も完成!
注意!この雨対策は「風が弱い日」限定
とても簡単だった今回の方法ですが、ひとつ大切な注意点があります。
それは、本来固定するためにある留め具を、意図的に外しているということです。
当然、すべての留め具を正しく固定している状態と比べれば、テントの安定性や耐風性に影響する可能性があります。
そのため、わが家では「風が弱く、雨が降っている日」限定の対策にしています。
強風時は留め具を戻して通常どおり設営する
雨だけならではのこの方法です。
でも、風が強い場合や、これから風が強くなる予報が出ている場合には留め具を戻し、通常どおり設営します。
そもそも風つよ+雨なら台風並みなので、キャンプしないですな。
キャンプでは雨だけでなく、風の状況もどんどん変化します。
その日の天候を確認しながら使い分けるのが大切です。
メーカー推奨とは異なるため自己責任で
今回紹介している方法は、わが家が実際の雨キャンプで試しているもので、メーカーが推奨している設営方法とは異なります。
同じ方法を試す場合は、風や雨など当日の状況をよく確認したうえで、自己責任でお願いします。
まとめ|ボーデンの雨対策は「押し上げる」から「流す」へ
5人家族でも広々使えて、わが家のお気に入りテントであるボーデン。
そんなボーデンで唯一ずっと気になっていたのが、雨の日にリビング部分の屋根へ水が溜まりやすいことでした。
これまでは余ったポールで下から幕を押し上げていましたが、ついに幕に傷が。
そこで方法を変えて、サイドポールのリビング部分にある留め具を外してみたところ、U字型のくぼみがなくなり、雨水が自然と流れてくれるようになりました。
必要な道具はなし。
やったことは、留め具を外しただけ。
「雨水をどうやって押し出すか」ではなく、「そもそも雨水が溜まらない形にする」。
ちょっとした発想の転換でしたが、わが家のボーデンではこれが一番シンプルな雨対策になりました。
もちろん、風がある日は通常どおり設営するなど、天候を見ながらの使い分けは必要です。
同じように「ボーデンの屋根に水が溜まる!」と困っている方の、ひとつの参考になればうれしいです。
ボーデンをもっと快適に使いたい方へ
わが家では雨対策のほかにも、冬キャンプを快適にするためにTPU幕を自作して使っています。
「純正品以外の方法も試してみたい!」という方はこちらもどうぞ。↓


