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家族でキャンプに行くときって、
「結局、何を持っていけばいいの…?」
って迷うことが本当に多いですよね。
特にパパママ世代は、大人の身支度より 子どもの服装・寝るときの寒さ対策 の方が悩みどころ。
さらに季節によっては、
夏の車内高温でガス缶どうする? ポータブル電源は車内放置してOK? 冬の電源サイト、600Wと1500Wって何が違う?
などなど、ちょっと専門的なポイントも出てきます。
この記事では、
年間18泊してきた3姉妹ファミリーのわが家のリアル体験をもとに、
気温別の服装 季節ごとのギア 夏の車内 × バッテリー/ガス缶 冬キャンプの電源サイトの使い方
を “ぜんぶまとめて” わかりやすく紹介します╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !"
まずは結論!気温別の服装&ギア早見表
まずは、迷ったらここを見るだけで解決できる
気温別の服装・注意ポイントの早見表です。
25℃以上(暑い日)
Tシャツ+薄手ボトム 子どもは汗かきなので着替え多め 日除け帽子・ネッククーラー
これ以上の温度の時に選ぶキャンプ場は水遊び必須です。
なので水着、上着、ライフジャケットも必要。
夜も暑いので寝袋いらずのことも。(標高1000m以上の場合は夜冷える可能性があるので3シーズンのものを封筒型2個だけもっていきます。)
ちびーずやパパが帽子やら汗拭きタオルをあちこちに置いて、出かける時に見つからず、慌てないように帽子とタオルの定位置があるとサイトが散らかりません。
我が家はテント入り口の端から端にかけて物干しロープをつけてそこを定位置にしています。

ギア:タープ・虫対策必須・扇風機・車載冷凍庫
※このロープは冬にも加湿用のタオルをぶら下げるのにも重宝します。
20〜25℃(快適ゾーン)
Tシャツ+羽織1枚でOK 朝晩は薄手のパーカーがちょうどいい
ちなみに湿度によっては肌寒い日もあります。
日向にずっといると暑いので木陰のサイトじゃなければタープがおすすめ。
筋肉質なパパは半袖、寒がりママはパーカー+膝掛けを肩からかける、なんて組み合わせになりがち。
チビーズは快適温度すぎて走り回るので、すぐ脱げるように半袖シャツ推奨。脱いだものはその辺に脱ぎ捨てられるので、サイトを綺麗に保ちたかったらハンキングラックを使うか、100均一のランドリーバッグを置いておいてそこに入れるようにしてもらいましょう。
ギア:タープ、膝掛け、ランドリーバッグ、車載冷蔵庫
15〜20℃(朝晩冷える)
長袖ロンT+フリース薄手
インナーテント内に小型のセラミックファンヒーター(脱衣所用ぐらいの)入れればぽっかぽか。室内が25度ぐらいを保てるので、長袖ロンTと裏起毛なしのスウェットのズボン、3シーズンの寝袋で寝れます。
外が寒くてもインナーテント内に入れば暖まれるので、風邪ひく心配なく子供達も外で遊ぶことができます。
雨の心配が無ければこの気温帯あたりからタープは張ってません。
夕食どきも焚き火を囲炉裏のように囲んで食べるのがおすすめ。
我が家はこれを愛用中。薄型で積載もかさまず、温度設定もでき、チャイルドロックもあります。
寝室はインフレーターマットダブル×2、コットを使用していますが、このセラミックファンヒーターはコットの足元に置いています。コットの背面も温められて、温かいそうです。
単体でフィールドラック、集めて囲炉裏テーブルになる優れもの。4シーズン使えるので車に積みっぱなしです。
ギア:セラミックファンヒーター、焚き火セット
10〜15℃(子どもは要注意)
大人:長袖ロンT+ニット+ダウン ベスト+防風上着+ニット帽
子ども:長袖ロンT+スウェット+ダウンベスト+裏地付きフリース+ニット帽
※オーバースペックぎみですが、風があると寒いので。
インナーテントにセラミックファンヒーター、インフレーターマットの上に電気毛布(弱運転)、封筒型寝袋を上にかけて寝ます。
外のリビング部分に石油ストーブを置き、焚き火と石油ストーブ両方で暖が取れるように配置。
朝方はかなり冷えるのでツールームのリビング部分に石油ストーブを配置して幕内で朝食を取ります。
ツールームのリビング部分に石油ストーブを配置すると、ぶっちゃけめっちゃ暑いです。長袖ロンTで丁度良い感じになり、トイレに行く時だけ上着を着る感じになります。
2ルームを温めれる火力の大型ストーブですが、ガションと小型ストーブの大きさになる石油ストーブです。
寒さを我慢したくない積載難民はこれ一択かと。
上の五徳を外せばノアの3列目シートの座席後ろに詰め込める大きさです。
一酸化炭素中毒になりたくないので、就寝時は消してインナーテント内のセラミックファンヒーターと電気毛布を稼働させます。
ギア:セラミックファンヒーター、電気毛布、石油ストーブ
5℃以下(防寒フル装備)
大人も子どもも ヒートテック必須 。(メリノウールの方が暖かいですが、我が家はキャンプ終わりにコインランドリーで洗濯乾燥かけるのでメリノウールは使っていません)
セーター・ダウン・ネックウォーマー・手袋・ニット帽・スノーウェア
風もあるならば、乳幼児はスノーウェアを。
ガチの雪中キャンプをしないのであれば西松屋で買えるチョロい感じのでOKです。

もっこもこになりながらお外遊びを楽しめます。
忘れがちなのがハンドクリーム。冬はめっちゃ乾燥して痛むのでこまめに塗っておきましょう。
ギア:セラミックファンヒーター・電気毛布・石油ストーブ
詳しくは別記事「気温別の服装まとめ」でコーディネートも含めて深掘りします。お楽しみに!
春・夏・秋・冬で変わるキャンプの特徴と注意点
春キャンプ(昼ポカポカ・朝晩冷え)
春は「昼間は快適だけど、夜は5〜10℃」という日が多いです。
ゴールデンウィークぐらいまで気を抜かずに石油ストーブとセラミックファンヒーターは持って行ってますよ(`・∀・´)ノ
花粉対策や風対策も大事。
我が家はパパのみ花粉症。
インナーテントは極力開けずに寝床に花粉を入れるのを阻止しましょう。
洋服も表面がツルッとしたタイプのものも選び、テントに入る前に一通り花粉を落とします。
ゴーグルも有効だそうで、ゴーグル+マスクでかなり不審者に見えますが、まだ誰にも何も言われずキャンプしております(*・艸・)
花粉症薬もしっかり処方してもらって飲んでいますね。多少眠くても、大自然の中でお昼寝するのもまたご一興。
突風が吹きやすいのも春キャンプ。
子供たちに重りになってもらいながら、設営します。
鍛造ペグでしっかり打ち込みを。我が家は4本のみ38cm鍛造ペグを持っています。残りはラーテルワークスの付属鍛造ペグ。
夏キャンプ(車内高温・虫・日差し)
夏の課題は 暑さ・虫・車内温度。
特に車内は50〜70℃になるのでギア保管に注意!
車載冷蔵冷凍庫で食材管理するのが簡単です。ネッククーラーもあっという間に冷やせます。寄り道中は車載冷蔵庫の上に100均のアルミシート載せるだけでもエラーを出さずに冷やし続けてくれていました。
(アルミなしだとあっという間にエラー表示にil||li_| ̄|○ il||li)
充電式のライトやガス管はハードクーラーボックスにまとめてインしています。
よって我が家はこんな感じ。

赤いトランクケースが充電式ライト入れ。タオルに巻かれているのが凍らせたスポーツ飲料。
充電式のライトは結露防止のため乾燥剤と共にジップロックにいれています。結露することなくしっかり使えてますよ!
常温OKだけど高温が不安な食材は一緒に詰め込んでいます。
秋キャンプ(寒暖差・結露が増える)
秋は晴れれば快適、でも夜は一気に冷え込みます。
テント内も結露で濡れることも増える季節。
インナーテントにセラミックファンヒーターをつけておくと結露もなく、カラッと快適(むしろ乾燥するので濡れタオルを干すほど)
幕内で石油ストーブをつけると一気に結露が渇くのでおすすめ。
冬キャンプ(防寒・電源の使い方で難易度変化)
ファミリーキャンパーはキャンプ場の選び方が重要。
我が家は電源1500w以上、徒歩圏内に温泉が必須条件。
湿度が低くて乾燥しやすいので子どもののどケアも大事。パパママもハンドクリームを忘れずに。
失敗しないギア選びの基本(初心者でも迷わない)
寝袋の選び方
「快適温度」を信じすぎず“最低温度+5℃”で考えると失敗しません。
我が家、アウトドアのアの字も知らなかった頃、災害の時用に買ったメーカー不明の3シーズンの寝袋と、私が小学生の時使ってた化繊の寝袋を使ってますが、家でも使っている電気毛布とセラミックファンヒーターを併用すれば問題なく冬も寝れます。むしろファミリーキャンパーは洗えるかどうかで選んだ方が良いかも。
マット選び(断熱の重要性)
“寒さの7割は下から来る”と言われるほど。
でも怖がらなくて大丈夫。
テント付属のグランドシート+インナーテント+ペラいアルミシート+インフレーターマット+ニトリの伸びるシーツ
で大丈夫です。
冬場はシーツの上、自分の体の下に電気毛布を敷くだけで寒さは全く感じません。
マットから落ちると寒いので子供が落ちないように注意を!
落ちて寝ていたパパはめちゃくちゃ寒かったそう。
夏の必須アイテム(日除け・虫対策)
蚊が寄りつかないスプレー・蚊取り線香・ブユにも効く虫除けスプレー・扇風機は揃えておくと◎
我が家は基本夏場は標高1000m以上に行くのでタープ下で過ごす分には基本扇風機も要らないのですが、インナーテント内を整えてる最中はどうしても暑いです!
インフレーターを膨らませたりベッドメーキングをしている時は自分に向けて扇風機をまわしています。
あと、夜間も結露防止で、扇風機を上向にして幕を風が撫ぜるようにしておくと、カラッとしていて快適です。(立った時に濡れた幕が頭につくと気持ちが悪い(´・_・`)
冬の必須アイテム(湯たんぽ・電気毛布など)
湯たんぽはコスパ最強。
電気毛布が全員分使えない時は湯たんぽ使用となりますが、ぽっかぽかです。
ただ、中のお湯を抜いて乾かすのに時間がかかったり、お湯を沸かしている時に吹きこぼれたりするので我が家は撤収のしやすやを考えて電気毛布派。
更に言うと1500w使えるサイトであり、インナーテントに置けるスペースがあるのであればセラミックファンヒーターがもっとおすすめ。
石油ストーブを持っていなかった頃、ホットカーペットでお座敷コタツもやった事ありますが、子供が飲み物こぼしたり、積載がかさむし、撤収が遅くなるので我が家的にはあまりおすすめできません。
サイトが何Wで何を持っていけるか、その辺りについて実際の東海圏のキャンプ場の紹介も交え、後日紹介しようと思いますのでお待ちくださいませ(`・∀・´)ノ
子ども連れキャンプならではの注意点
汗かきキッズの“夜間冷え”問題
汗をかいて寝袋に入ると夜中に冷えて泣く…あるある。
答えは明白。ずばり着せすぎない!
いつもと違う状況だからこそ着せすぎちゃいますよね。
だったらインナーテント内をいつも通り25度設定にしちゃえば、いつものパジャマ+スリーパーで大丈夫!
本当に電源サイト+セラミックファンヒーターが神ですわ。
寝袋から出てしまう問題の対策
最初はね、寝袋が楽しくて中入ってくれるんですよ。
数分すると出てきちゃうんですよ。
本人は眠ってるからこそ中に入れるのが大変なんですわ。
ママ寝不足になりがちです。
なので、思い切って、封筒型を開いて掛け布団にしてください。
そりゃ、普通に寝袋使うより寒く感じます。
けど、寝袋を使わずに寝てるより幾分かマシなはず。で、電気毛布は下に敷いておけば岩盤浴みたいに暖かいのでスリーパー着せて電気毛布岩盤浴スタイルにして、セラミックファンヒーターつけておけば、多少の布団がはだけていても大丈夫!
自分が朝方トイレに起きた時にファサッと寝袋かけておけばぬくぬく7時ぐらいまで寝ておりますよ(`・∀・´)ノ
外気温3度でもこれで風邪引かなかったから大丈夫です。
深夜トイレの動線どうする?
ライトの位置、ルート確認は必須。
ガイロープに引っかからないようにロープライトはつけておきましょう。ペグ近辺と子供の目線あたりに。
明るいうちから「この道を通ってね」と教えておくのも効果的。
幼児ちゃんは幕内にトイレスペースを作るのもよし。
この簡易トイレ、渋滞時にも災害時にも使えるので持っておいて損はありませぬ。
全部のガイロープにつける必要はありません。子供の導線に付けるだけなので、1Pで足りますよ。
実例でわかる!わが家のキャンプ記録(気温×服装×ギア)
春:グリーンパーク山東
日中は17℃近く、夜は10℃前後。
日中はスウェット+ベストで子供と遊びまわり、夜はストーブと敷地内の温泉が心地良し。

詳しくはこちらから

夏:picaぐりんぱ
昼は25℃夜は20度
タープ必須だけども涼しくて最高!
標高が高いため蚊はいません。
雨に濡れて夜は寒くてパーカーの上からブランケットかぶって焚き火をしてました。

詳しくはこちらから

秋:孫太郎オートキャンプ場
昼は20℃、夜は16℃、朝は10℃
服装:長袖ロンT+セーター+ウインドブレーカー
ギア:セラミックファンヒーター、電気毛布、石油ストーブ
朝の10℃にビビって夜にヒートテックを着たら汗だくになってしまった。

冬:奥伊勢フォレストピア
昼7℃、夜3℃。風速3mから5m予報だったが、突風、強風にビビり、ガイロープ1箇所につき2本体制。ペグは38センチ使用。ここまでやればテントも安定してくれてキャンプを楽しめました。
温泉入り放題だったのも良き。
小学生チーム:ヒートテック、セーター、ダウンベスト、通学用ダウンコート、ネックウォーマー、耳付きニット帽、タイツ、スキー用ズボン
幼児:ヒートテック、セーター、ダウンベスト、裏起毛ズボン、ダウンロンパース、ネックウォーマー、耳付きニット帽
セラミックファンヒーター、電気毛布、石油ストーブ使用。
寒い日でしたが、子供達は外で元気いっぱい遊んでおりました。

まとめ|気温・季節・装備は“セット”で考えるのがコツ
キャンプは「気温 × 季節 × 装備」の3つが大事!
気温別の服装
季節ごとのギア選び
夏の車内管理
冬の電源サイト
この4つをセットで整えるだけで、
ファミリーキャンプの失敗はグッと減りますよ♡
最後にひとこと。
“準備は大変でも、家族の笑顔はその何倍も返ってくるよ!”
安心して、思いっきり楽しんできてくださいね(`・∀・´)ノ
対策を練っている時間もまたキャンプの楽しみだとおもいます!
ではまた、次の記事でお会いしましょう!
ここまで読んでくれてありがとうございます!
