家族全員が満足しちゃう家族旅行のプランニングのコツ

目次

子供たちがご機嫌でいれる時間を知る

よし、休みも取れるし旅行に行こう!

と考えていきなり安易に遠くのテーマパークに行こうとするのはやめた方がいいです

1人の子供が疲れて不機嫌になると、兄弟喧嘩になり、それを母親が叱って、イライラすると父親までイライラが伝播してせっかくの家族旅行が台無しになってしまいます。

家族の個性を把握した上でしっかりと休憩をプランニングに入れることが大事です。

同じ姿勢で負担にならないのは2時間!

病棟でも2時間に1回は体位変換と言って寝たきりの方は向きを変えて褥瘡(皮膚が一定時間圧迫されることによっておこる皮膚トラブル。放置すると細胞が壊れていきますます)予防に努めます。

子供でも同じ姿勢でいるのは負担です。チャイルドシートに接している面も蒸れて不快になっていきます。しっかりと立ち上がったり、抱っこしたり、横にならせてあげましょう。

SAにはおむつ替えスペースだけじゃなくてキッズコーナーで遊べる場所もあります。

そこで長めの休憩をとって再出発です。

行き先を決める

おすすめは自宅から3時間程度。

日帰りで行くより、滞在がゆっくりできて、住んでいるエリアと風土が変わります。

高速道路に乗ると割と大人も子供も眠くなるので、2時間ほど寝てもらって、SAで休憩、のこり1時間車内でDVDを楽しんでもらって走って目的地に到着するのが我が家の黄金ドライブ配分です。

車で行くなら名古屋近郊だと、岐阜、長野、山梨、福井、富山県、石川、三重、静岡あたりでしょうか。

電車が好きな子なら電車や新幹線を使えばもっと遠くまでいけるかもしれません。荷物がネックかもしれませんが、あらかじめホテルに配達するのもありです。電話でホテルに確認をして送りましょう。

ホテルを決めよう

子連れ親はホテルで泊まるだけでは休めない!本気でホテルを探すべし!

ホテルって寝るだけだからどこでも、、、なんて独身時代と同じことを思ってしまってませんか?

子供の世話がない独身であれば、ご飯の用意をしてもらえて、布団にダイブして入眠するだけで休めますが、子連れの親は違います。

サービスの差で疲労度は変わっていきます。

チェックイン後、へとへとになって大荷物と大興奮の子供達を運ぶのと、笑顔で部屋まで大荷物を運んでくれて、子供達とおしゃべりしてくれるという違い。

はたまた

エプロンやお手拭きやおもちゃを持ち込み、必死に自分達のご飯を掻き込んで、子供達にご飯を食べさせたり、飽きちゃった子供を抱っこしてあやし続けるのか、子供達の好きなプレートをサッと出してもらって、飽きた頃合いにおもちゃを差し出してくれたり、話し相手になってくれるのか。

トラブル(皿を割ってしまった、吐いてしまった等)がおこった際、子供達をいさめながらトラブルシューティングをするのか、気づいたスタッフさんがサッと来て笑顔で対応してくれるのか。

その違いはものすごく大きいです。

口コミやホテルのホームページをよく確認してキッズフレンドリーかベビーフレンドリーか客層を見極めましょう。

格安を売りにしているホテルも要注意です。

なぜ安いかを考えましょう。人員のコストカット?業務の効率化?

子供がいるから部屋食の方が楽かと思ったんですが、「お食事の準備に時間かかるからすみませんねー」なんて言われて、予定時間の30分前にノックもなくドアを開けられて、開けっぱなしでした。

授乳中だったのでめちゃくちゃ焦りました。

別のところでは、格安を売りにしている某フランチャイズの温泉旅館も残念でした。

残念というと語弊があるかもしれません。あくまで料金並みのサービスです。サービスの良いホテルに泊まりすぎて、あぁ、あそこならきっとスタッフ自身が考えて行動してくれるけど、この値段じゃそれを求めるのは酷だなぁと。

普通になんのトラブルもなければいいんでしょうが、旅にトラブルはつきものなんですよね。

格安になるほど客層が悪くなってきやすいです。

ロビーでスタッフにゴネてたり、大浴場で嫌な思いをしたり。

親もホテルで休息を手に入れたければ、本気で探しましょう。

片親が子供と遊んでいるうちになもう片親が温泉やらエステやらマッサージやらのご褒美メニューを交代で受けるのもありです。

そういった場合、貸し出しおもちゃ付きの部屋やキッズスペースのあるホテルが子供達も楽しくて親も楽できていいですね。

添い寝無料の落とし穴!

よく「キッズ&ベビー歓迎!添い寝無料!」と売り出しにしているお宿もあります。

ただ、それだけではキッズフレンドリーとは言えないんです。

なぜなら、添い寝してしまうと、添い寝されている側がゆっくり休めないからです。

子供って身長は無いですが、横幅をたくさん使って寝ます。手を広げて大の字になったり、たくさん転がったり。下手すると大人よりスペースが入ります。

そうすると、横の大人が狭くなってしまい、安眠できなくなっちゃうんですね。

たかが数千円ケチって折角の旅行の2日目を棒に降るのはどうかと思います。

更に言うと、添い寝の子供の浴衣や歯ブラシ、コップがない可能性があります。

我が家は実際ありました。+料金を払えばお渡しできると言われました。

布団は一緒でも、歯ぶらしは一緒に使わないでしょう!と思いましたね(´・_・`)

他のホテルでは添い寝の子にも浴衣も歯ブラシもあったので場所によりますが、ホームページや旅行サイトにも添い寝の場合、アメニティはつきませんとは記載がないので運によります。

ただでも荷物の多い子連れ旅行なのに、数千円ケチって荷物を増やして安眠を逃す必要は無いかと思います。

体験を決める

ホテルにアクティビティがあればそれを申し込むのが楽ちんです。

その旅行する場所の気候や歴史を学べるとなお良しですね。

美味しいものを食べるのもよし、資料館や美術館、遊園地に行くのも良し、伝統品をつくったり、ホテルでお仕事体験なんてのもありますよ。

子供や親の好みに合わせて色々情報収集です。

ただ、体験の詰め込みすぎに注意です。

予約をあらかじめするタイプのアクティビティだと、子供がぐずったり、急にトイレになってしまって時間を押してしまった場合、焦ります。

アクティビティの数が少なければ、そこに合わせて子供の機嫌に注意を向けたり、トイレの時間を調節できますが、詰め込みすぎるとうまく調節できずに親がキャパオーバーしてしまいイライラしてしまう可能性があります。

子供にやらせてあげたい、と言う気持ちは素晴らしいですが、それが押し付けがましくエゴになってしまってしまってはいけません。

まずは自分が楽しむこと、そして、子供も楽しめることが大切ですね。

余裕をもったプラン作りをしましょう。

自分たちを癒すことを必ずプランに入れる!

この事をわすれがちですが、とっても大事です。

ホテル探しの項目でも描きましたが、意識しなければ子連れ旅行で自分たちの休息は獲れません。

パパ、ママじゃなくて個人としては休息をとれるように順番に個人の時間を取れるようにプランニングしてみてはどうでしょう。

または、あえてお昼寝時間をつくっちゃうのもありです。

ディズニーに旅行に行った際は、連泊にして途中でホテルに戻って大人も含めてお昼寝して、回復してから夕方から夜まで遊び回りました。

3歳5歳連れでしたが、誰もイライラせず、グズらず楽しかったですよ(*・艸・)

2泊以上の旅行にして、なか日に早めに帰ってきてホテルでゆっくりするのもありですね。

今回の旅行では、帰る直前に清里テラスでプレミアムシートを予約してパパに贅沢な昼寝をプレゼントしました。

長距離ドライブでしたが、おしゃべりも楽しく眠くなることもなく帰ってこれましたよ(*・艸・)

まとめ

いかがでしょうか、プランの立て方や注意点はわかりましたでしょうか?

旅行はなかなかお金がかかります。

ただ、ケチってしまうと満足度は減ってしまい、「やっぱり我が家が一番」なんて言いたくなっちゃいます。

これから紹介する我が家の旅行を「贅沢な」なんて思いかもしれませんが、自分たちを癒して子供達と一緒に楽しむプランをつくったからなんですね。

よかったら続けてご覧くださいませ。

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