年末年始になるとパートナーが「忘年会」や「新年会」で普段は2人で役割分担ができているご家庭でもワンオペをする機会が多くなりますね。
憂鬱ですが、行くなともいえないので何とか消化していきましょう。
お風呂の選択肢
確かに毎日のルーティンに沿えば、入浴後に待っている寝かしつけも楽になりますが、いつも通りになんて出来るわけないと割り切るのも必要です。
1.体を拭くだけにする
2.シャワー浴にする
3.親を呼ぶ
キャパシティオーバーしてしまうと子供に強く当たりやすくなります。自分ができる方法を選択しましょう。
寒く無いように体を拭くコツ
1.の方法です。加熱できるポリ袋に濡らして絞ったタオルを1人3本入れて電子レンジで600w3分加熱します。
どの身体の位置を温めると体全体が温まりやすいかご存知でしょうか?
それは首や肩甲骨部です。
なので出したタオルが手で触れれるぐらいの温度になったら半分に折り畳んで肩から背中にかけてマントのようにのせます。
温まっている間に、もう一本のタオルで体を拭いていきます。拭き終わったら背中のタオルもとって、服を着ます。残りのもう一本で下半身を拭いて着替えればおしまいです、
更に温まりたい方は、使ったタオルをゆすいで、もう一度レンチンしてください。
四肢の先は感覚を司る細胞が集結していますので、包むようにホットタオルを使うと「暖かい」という感覚が刺激されます。
もちろん子供が複数人いる場合は、寒くないように1人ずつ行いましょう。
ワンオペで子供を入れる方法
このページにいらっしゃった方のほとんどはこの項目に興味があるのでは無いでしょうか。
私が実際にやったことのある方法を紹介します。
子供1人(乳児)
ねんね期のやり方からご紹介します。
準備は下から座布団、バスタオル、パジャマ、肌着、おむつ、バスタオル、オムツ一丁のベビー、ボタンをとって腕を抜いた状態で洋服で包み、上から毛布をかけます。
寝返りを始めると座布団の上にはいてくれないので、バウンサーやクーハンらネムリラ等のスウィングにオムいちの赤ちゃんを乗せてベルトを締めて、その上から寒く無いように毛布をかけます。
赤ちゃんの近くに着替えを準備して一番上にバスタオルを置いておきます。
赤ちゃんを抱きあげた際に、着ていた服やおむつを床に落として(後で片付ければいいんです!粗相をされないようにスピード重視!)用意したものの一番上のバスタオルを広げてバウンサーにかけます。
浴室のドアを半開き状態にしておけば、多少泣いていても危険な状態でないのを目視で確認できるのでママも体を洗えるし、浴槽につかれます。
大丈夫。数分泣くぐらいで虐待を疑われることはありません。赤ちゃんが安全なのも確認してますし、お風呂に入っているだけです。堂々としましょう。
自分が温まったら赤ちゃんを抱っこしていつも通り赤ちゃんを洗って、浴槽で温めます。
最後に赤ちゃんを広げておいたタオルの上に置いてくるんだら、赤ちゃんから目を離さないようにバスローブを着て、あかちゃんのお世話をします。
お世話が終わったら自分のケアをして終了です。
子供1人(幼児)
乳児より楽になります。出た時に洋服がすぐ着させるようにセットを脱衣所に作っておき、着させ終わったらジッとできないと思うのでリビングに解き放します。お風呂に入る前にテレビをつけておけば、ママが自分のケアをしている間、大人しく待っていてくれます。
子供2人(乳児+幼児)
一番難易度の高い組み合わせですが、よくある組み合わせです。
浴室暖房を入れるか、入る前10分前ぐらい前に熱いシャワーを出しっぱなしにして浴室を温めます。入る時にシャワーは止めます。
脱衣所は上記の乳児と一緒に入る場合と同様のお着替えセットをひとまとめにして置きます。
①赤ちゃんをお湯の張っていない浴槽で待っていてもらい、上の子と体を洗います。
②赤ちゃんを抱き上げて、浴槽に栓をして上の子を浴槽に入れて、シャワーを浴槽に向けて出します。下の子を洗っている間、シャワーの温度を調整したのち、上の子は暖かいシャワーで遊んでいてもらいます。赤ちゃんの泡を流す時はシャワーを拝借します。
③全員で浴槽に入ってシャワーを浴びます。
④ドアを半開きにして上の子を確認しつつ赤ちゃんをタオルで包んで自分はバスローブを着ます。
⑤赤ちゃんのお世話をします。
⑥ドアを半開きにして赤ちゃんを確認しながらバスローブを脱いで、再び上の子と浴槽でシャワー浴をします(少し浴槽にお湯が溜まってきているはずです)
⑦上の子のお世話の後、自分のケアをして終了です。
子供2人(幼児+幼児)
喧嘩勃発時の仲裁はしないといけませんが、幾分か楽になります。
どちらが先に脱いだの、どちらが先に洗うだの、どちらが先に出るだの本当にくだらないことで喧嘩します。
お湯は張っておいてok。ただし、一人で浴槽に浸からせるのは危ないのでやりません。
一気に洗い場でみんなで洗って、みんなで一斉に湯船に浸かります。
ママが髪の毛を洗っている時にも洗い場で待っていてもらいます。
髪の毛を流している間の溺水事故は多いので注意です。
子供3人(乳児+幼児+低学年)
3人にもなると約1畳の洗い場で一斉に洗うことが難しくなります。
その分一番上の子が年が大きくなり戦力となります。
着替えは脱衣所に準備。配置はリビングで一番上の子と末っ子が待機、お風呂にママと真ん中の子です。
①真ん中の子とママが体を温めた後に洗う。
②真ん中の子をお風呂から出す。同時に上の子がお風呂に入る。真ん中の子に自分で着替えてもらう。もしくは上の子が湯船に浸かっているうちに着替えさせる。(ドアを開けたまま)
③一番上の子を出して自分はバスローブを着て赤ちゃんを迎えに行く。上の子に自分で着替えるように伝える。
④赤ちゃんを洗う。一人っ子乳児の入れ方同様に赤ちゃんを出す。
⑤赤ちゃんを目視しつつ、ママは湯船に浸かって温まる。
⑥子供たちの髪や自分の髪を乾かす。
まとめ、注意点
湯船に入れた子どもから目を離さないこと。
一日お風呂に入らなくても大丈夫です。無理だと思ったら割り切ることも大切です。
できれば親や義理の親も頼ること。
以上3点はとても重要です。
無理なくワンオペを乗り切りましょう!