春休みがやってきますねー。
そしてドシドシ送られてくる通信教材の広告。
「総復習!」「春休みのうちに苦手を克服しないと新学期が大変!」「今のうちに先取り!」
なんてめちゃくちゃ煽ってきます。
親たちよ!焦るな!
小学校低学年の学習内容は日常生活で復習ができるものばかりですよ(*・艸・)
さらに言うと、割とつまずきポイントをYouTubeで無料で解説してくれるチャンネルがあります。
さらにさらに言うと、幼稚園の子で勉強先取りさせたかったら、ひらがな、カタカナの読み書きも無料アプリがあります。
お金は、楽しく子供と遊ぶ思い出づくりに取っておきましょう。
学校の教材を使い倒す
わざわざ家で問題集を買わなくても、学校でたくさんプリントやらテストやらやっていています。
大抵は問題や答えを覚えるまでやりこんでいませんよね。間違った問題を1回青鉛筆で直して家に持って帰ってきます。
問題を覚えてないんだったら、新規の問題と同じように新鮮な気持ちで解けるはずです。
我が家では持って帰ってきたプリントを1箇所のファイルにポイッと入れておいてもらいます。
仕分けまで求めると継続できなく可能性があるのでポイッとしてもらうだけです。
さて、これで何をするか。
できてない問題だけ大きな付箋を貼って答えを隠します。
そして解き直しをしてもらうだけです。
できてる問題はやる必要はないですよね。
こうやって付箋を貼ってるだけですが、親もその子の苦手がわかってきます。
うちの子の場合、時計問題が苦手。特に12時前後が苦手みたいです。
そして、文章題を最後まで読まずに単位を間違えるミスが多いです。
案の定、計算は合っているのに単位を「16こ」ではなく「16パック」と記入。どんなけ卵を食べるんだ 笑
計算式の組み立て方は理解してることがわかりました。
答え合わせは付箋を取るだけです。
「the answer is—-!!」とかクイズ番組風に楽しくめくるのがコツです。
あってたら
「yeahhhh!!hooo!」など大袈裟にハイタッチをして楽しみましょう(*・艸・)
ちなみにハイタッチには①自己肯定感を高める②安心感を与えられる③協調性が高まる効果があります。
以前、ラフティングに行った際、難関を越えるたびに知らない人とハイタッチをするたびに協調性と高揚感を得られた思い出もあり、何かと困難を越えたり(子供がぐずった後や買い物後など)に、夫とハイタッチをしています 笑
困難も楽しくなりますよ
ポケカで計算力up
ポケカとはポケモンカードの事です。
簡単に言うと、自分のカードにはHPという体力の数字が書かれており、エネルギーカードというものを指定の枚数付けることで攻撃が発動。攻撃の数字分相手のHPを削ることができます。それが0になったら、相手のカードは退場させられます。エネルギーカードは毎ターン自分の手札から1枚つけれます。
相手のカードが退場した際に、特別に引けるカード(サイド)がお互いに6枚あり、そこから1枚とることができます。その6枚全てをとった方が勝ちというゲームです。
さらに言うと、攻撃力アップのための道具やサーポーターのカードもあるので、攻撃力の足し算の計算が必要です。
もっと言うと、攻撃力が「相手のベンチのカードの枚数×20」であったり、「そのポケモンに付いているエネルギーカード×30」だったり掛け算要素もあります。
そして、(相手のポケモンのHP )-(自分のポケモンの攻撃)の計算をして、一撃で倒せるか、倒せない場合は(じぶんのポケモンのHP)−(相手がしてくるだろう攻撃)を計算して、やられてしまうようなら自分のポケモンを別のポケモンに取り替える、などと2桁3桁の引き算を大量に行うことになります。
でも楽しいのでちゃんと計算するんですよね 笑
1年生になったばかりの時はホワイトボードを使って計算していましたが、今は暗算をしていますよ。
おやつやご飯の割り算
我が家はご飯やおかずは個々のお皿に盛って提供しますが、おやつは真ん中にドン!と置きます。
例えば、いちご、ドーナツ、クッキー、ちぎりパン
「はい、一人いくつでしょう?」
「ひとり2つ」
この計算、びっくりするぐらい早いです。
多分彼女に割り算の概念はまだないと思うんですが、
「4人で分けると一人2個であまり2個だからイチちゃんとニィちゃんは3個でパパとママ2個でいいー?」
なんて「あまり」の概念まであります。
教えてないのに。おやつが絡むと凄い。
漢字を日常的に書いてみる
我が家がとってる新聞には「教えてドラえもん」という子供向けのコーナーがあります。
新聞の一面に問題コーナー、そして新聞のどこかのページに答えの解説コーナーが書いてあります。
それをスクラップして、わからない言葉を辞書で調べてスクラップ帳に書く、といったことを1年ほど続けています。
習った漢字はどんどん使ってもらいます。
計算も漢字もテストでいい点取るためのものではなくて、生活に使うものですからね。
使えば使うほど習得していきます。
スクラップを始める前(小学入学前)は交換日記をしていました。
幼稚園年中からこどもは文字に興味を持って、手紙をめちゃくちゃ書く時期があります。
それを利用しました(*・艸・)
書いてもらったら、お直しをして花丸をつけて自己肯定感upです。
おススメ無料アプリ
親はいくら楽しくても子供につきっきりで教えることは大変です。
我が家で使ってよかったアプリの紹介です。
たのしいひらがな
「たのしいひらがな」は長女が年中さんぐらいの時から使用して、次女も楽しくお勉強中で、本当におすすめです。
自分の指でなぞって文字の練習ができます。
やさしい女性の声で、文字をなぞっている間もその文字をしゃべってくれるので耳でも覚えられます。
一文字書いたら、なんとその文字が逃げてしまう! 笑
よく似た文字もごちゃごちゃと動き回って、練習したその文字を見極めて捕まえるゲームが発生します。
またはその文字をサングラスなどでおしゃれさせてみたり 笑
ダウンロード無料、370円課金するだけで全部の文字が練習できるので問題集を買うよりお得です。しかも何度でも何年でも使えるのでおすすめ。
百ます計算×ドラゴン育成 ドラゴンガーデン
計算をするとコインが貰えて、それを使ってご飯を買って、ドラゴンに与えて育成するゲームです。
最初は真っ白だったドラゴン(おもちちゃん:長女命名)が進化して色が変わって大興奮(*・艸・)
「今日もご飯あげよーっと」
育成ゲーム感覚で遊んでくれています。
計算も速くなってますよー。計算はやればやるほど早くなりますからね。
ママもパパも子供の時はただの紙の計算を山ほどやらされてたけども、モチベーション保てなかったもんなぁ。
親と同じ苦労はしなくてよし!たのしい教材があればそれに越したことないよ(*・艸・)
将来的には計算は電卓やらpcやらにやって貰えばいいけど、暗算は咄嗟の時に必要だからね。
Khan Academy Kids
英語教材です。2歳から6歳用ですが、大人も使えます。と言うのも全て問題も音声も褒めてくれる言葉も英語です。ライブラリーには大人でも(大人だから?)聞き取りにくいよく似た発音の早口言葉のようなものもあったりして中々の難易度!
子供の方がさらっとリスニングに強かったりします。
アプリの内容はお話(読み、リスニング)アルファベッドの書き方、数字、ロジックゲーム、塗り絵。
お話の途中でクイズが出題されるので、落ち落ちぼんやりしてれません 笑
今日のレッスンを終えるとご褒美がもらえます。
そのご褒美をコレクションするのもよし、ご褒美を使って遊ぶもよし。
次女はバスタブに溢れんばかりのおもちゃを集めて喜んでます 笑
他にもおしゃれしたり、楽器を鳴らしたり遊び要素も。
まとめ
我が家は遊びの延長線上を学びにしたいと思っています。
時間をかっちり分けて、「はい、今日の分のお勉強、〇〇ページやってから遊んでね!」とやった方が効率的かもしれませんが、そうやると学び自体が遊びの前に立ちはだかる障害でしかなくて。
私は学びを嫌いになって欲しくないんですよね。
学びはテストでいい点取るものではなくて、人生を豊かにするものだから。
例えば旅行に行った時に「ここが有名な場所か」「よくわからないけど映えるから写真撮ろう」で終わるのではなくて、「ここで過去に〇〇が起こって、当時の人がまさにこの場所でこの風景をみてたんだな」「この地理は〇〇の生産に適してるからおいしいものがとれるんだ。よし味わおう」などなど、学んだ知識がよりたのしい経験を味合わせてくれます。
その旅行の知識が仕事で世間話をする際に役立って患者さんと仲良くなることも多々ありました。
計算も漢字も学習の基礎となるところです。
基礎がなければその上の学びも理解度が変わってきてしまうんですよね。
今回の記事が楽しく基礎のお勉強をできるようなヒントになれば幸いです。