0円で子供にお片付けの主体性を持たせる方法

うちの子は工作やルーズリーフに絵を描いてお話を作るが大好きです。
なので、鉛筆、子供用はさみ、のり、テープ、ペン、色鉛筆等の文具は子供の手の届く位置に配置してあります。

したがって出すのもしまうのも子供たちに任せているので荒れがちですよね。

そこで、今回は子供の文具収納に焦点を当てて書こうかと思います

我が家の文具スペース
目次

個性、発達に合わせた収納

収納と言っても色々な種類があります。

引き出しにするのか、ボックスに入れるのか、はたまた探しやすいように種類別に収納するのか。

実はそれぞれ難易度が違います。

家事時短のページでもお話しした通り、手数を減らすのが絶対条件です。

引き出しにすると①引き出しをあける②出す③引き出しを閉める④使う⑤引き出しをあける⑥しまう⑦閉める、といった7手も必要となり面倒になってしまい、結果出しっぱなしになったり、引き出しの上においでしまうと言ったことになります

さらに小さい子やお片付けが苦手な子の場合、引き出しが透明で見えないと、その文具がどこに分類されてどこに仕舞えばいいかわからなくなってしまいます。

結局、親がしまうこととなり、親の負担が大きくなってしまいます

まずは、お菓子の空箱でもいいので、「文具入れ」を置くだけで大丈夫です。

中身は最小にしないと探すのが難しくなるので、「消しゴム、えんぴつ、はさみ、色鉛筆数本」だけにして様子を見てみましょう。

見栄えが悪いからといって、蓋を閉めてはダメですよ!出したり閉まったりするのに手数が増えてしまいます。

基本は1手で投げ入れるだけです。

一緒に収納を考える

さて、我が家も1手で投げ入れるだけ収納をやってきたのですが、小1の長女が「仕舞やすさより使いやすさを優先したい」と要望を出してくれたので、要望を叶えていきます。

どっちかというと次女の方がお片付けが上手で、長女の片付けレベルに合わせた収納になっていたのでね。

まずは仕舞いたい文房具をどんな種類で分けるか相談します。

イチ

入れたいのは、鉛筆(短いものも出しやすいようにしたい)、ボールペン、マーカーペン、蛍光ペン、色鉛筆、テープ、消ゴム、はさみ、のり。

相談の結果、高さが同じのボールペン、マーカーペン、蛍光ペンは同じところにしまうことにしました。

そうすると、7個の部屋のある収納道具が必要であり、高さのあるペン類から、小さな消ゴム、嵩張るテープを収納する場所が必要となります。

さらに言うと、長い鉛筆から短い鉛筆も取り出しやすくしなければいけません。
立てて収納する場合、鉛筆立ての直径<短い鉛筆にしないと、鉛筆立ての底に沈んでしまいます。

お片付けboxなるものも売ってますが、2000円前後するんですよね。100均にいって組み合わせるタイプの収納を買ってもいいですが、今回はコスト0円でやってみます。

0円で収納を作る

まずは完成品から。これはトイレットペーパーの芯でつくってあります。

芯の横に入れたい文具を並べて、取り出しやすい高さにどんどんカットしていきます。

その後、ステープラー(ホチキス)で止めて、基本の形はokです。

次にテープのような芯の直径より大きな文具の入れ場の作り方を紹介します。

縦にはさみを入れて、

2つの端を止めます。

もう片方も止めれば大きな入れ場所も作ることができます。

あとは子供とどこに何を配置するといいか一緒に考えてステープラー(ホチキス)で止めれば完成です。

シールを貼ったり、自分で絵を描いたり、分類名を自分で描いて自分たちだけの入れ物が完成です!

まとめ

この芯でつくった入れ物ですが、トップダウン的に親から子に「これを使って」と与えたものではなく、子供自身がボトムアップ的に主体的にどこに何を入れるか、何を入れるものがあると便利なのか考えながら容器を作っており、とっても本人にとって使いやすいようです。

業務改革においてトップダウンとは上司からの指示で改革すること、ボトムアップとはスタッフ側からの気付きをもとに改革していくことで。業務改革を成功させやすいのは後者となります。

確かに作ってから2ヶ月以上が経過していますが文具入れ場は一回も荒れていません。

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