ママのための孫子の兵法①

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ども。おけです。
前々回あたりに論語の一説を紹介しました。

何故、孫子の兵法をママが学ぶのか。

誰と戦うんじゃ。

いますよ。

対子供、対旦那、対ご近所さん、対ママ友。

生きていれば何かしらトラブルは起きるものです。

それをうまーくしなやかに、かわして自分の有利に物事を運びたくないですか?
そう、楽するママはずるいのです。

目次

孫子の兵法とは

2500年ほど前の春秋戦国時代の中国で生まれた孫子という書物に書かれた兵法(戦い方)のことです。

当時は偶然や運に任せた戦い方をしていましたが、この、書物はしっかりとした考え方や戦い方を持つことの大切さを示していて、それは現代でも通用する考え方だったため、現在でも広く読まれています。

では簡単に噛み砕いていきましょう。

同じ土俵で戦う必要なし

いきなり私訳になってますが、大まかにはこんなところ。

一番いい戦い方は、戦わずして勝つことと書いてあります。

百戦百勝は、善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。

つまりは、

百戦百勝するのはとってもいいことじゃないよ、戦わずに勝つ方がもっといいぞ。

ちょっと意外でしたか?兵法というぐらいだからガツガツ戦う方法が書いてあると思ったでしょう?

真正面から戦ってたら疲れちゃうんですよ。

うまーくいきましょう。

そもそも何のために戦う?

そもそも戦う前に、戦う目的をはっきりさせなきゃいけないんですよ。

落ち着いて考えてみれば、相手を屈服させるのが目的じゃないはずです。

その先にある目的を忘れてはだめです。

例えば子供が嘘をついたのが明らかなのに、子供は嘘じゃない、忘れてただけという。

この場合、嘘をついたという証拠をどんどん出して追い詰めることを可能ですが、屈服させるのが目的じゃないですよね?

目的は次回から嘘をつくことなく行動ができることです。

夫れ戦勝攻取して、其の功を修めざる者は凶なり。

つまりは、

勝っても目的を果たさなければ失敗だぜ。

と言うこと。

そもそも、怒りから直接に戦いに行っては駄目よ。

主は怒りを以て師を興こすべからず、将は憤りを以て戦いを致すべからず。

とも言っています。

怒って軍隊を動かすなよ、兵は怒って戦いをするなよ。

ということ。

怒りの沈め方はアンガーマネジメントをするとして、

怒りのまま口から飛び出た言葉も手が出て壊したものも無かったことにはならないからね。

まずは落ち着いて、目的を持ちましょ!

目的を達成できれば、勝ちです。

イライラしてすぐに周りに当たってしまう、と言う方。且つ、冷え性の自覚がある方。
抑肝散加陳皮半夏 という漢方を試しに飲んでみるのもありです。
その辺のドラッグストアで漢方コーナーにあるかと思います。

自律神経の高まりを抑えてくれて、イライラや過敏になってる神経をおさめやすくしてくれます。

病院では子供の夜泣きや神経過敏、更年期障害、認知症で問題行動が気になってきた時に処方されますね。
私も突発的にいつもは気にならないことが気になって「おかしい」と思った時に内服しますが、屯用使用で割と治りますよ。

味は葛根湯にプルーンを混ぜたような感じで、割とフルーティです。

いざ戦うとなったら?

真正面から戦わずに、ルールを逆手に取って勝利を掴む

何かこうしたい、こうしなきゃいけない、というときは目的を見据えて戦いましょう。

先ほども言った通り、真正面からぶつかるのは気力的にも疲れるので辞めておきましょう。

明主賢将の動きて人に勝ち、成功の衆に出ずる所以の物は、先知なり。

つまりは、

すぐれたリーダーが戦いに勝って成功を収めることができるのは重要な情報をあらかじめ知っているからよ。

情報を制する物は戦いを制する!ってやつですね。

私は相手の言い分を聞いたのちに、それをそうするとこうなる可能性がある、ただし、私のプランだとその可能性は回避できて、尚且つこういうメリットがある、ソースのリンクがあるから詳しくは読んでみて、と言う言い方で相手を動かしていきます。

勿論、全て頭に入っているわけではないです。

日頃からいろんな情報を取り入れていたり、戦い(=交渉前)にインプットしています。

まぁ、興味のあるところしか網は広げていませんがね(´・_・`)

まとめ

今回第1回目として基本的な孫子の考え方を書いてみました。

真正面から戦わずに勝つことをまず考える、
目的を忘れない、
戦いの前には情報を集める。

簡単ですね。

また気が向いたら第2回目も書こうかと思います。

楽なママは打算的でずるくてOK。
ゆるーく、しなやかな考えでトラブル回避して有利に過ごしましょう。

ではでは。

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