前回、前々回の続きですが、今回より旅行記になります。
ベビ連れでも無理しないプランなのでよかったらご覧くださいませ。
事前準備、リサーチ
前日に渋滞予想情報の確認をしてスケジュールを立てます。
「高速 渋滞予測」で検索しましょう。
今回は行きと帰りの時間帯に渋滞にはまる可能性が高いことが予測されました。
少しでも9時ピークのの小牧渋滞を回避するために8時出発にすることにしました。
なので、朝食はパンと野菜ジュースで洗い物をなしにする作戦です。
1日目スケジュール
8時出発
9時15分 恵那峡SA
10時半 駒ヶ根SA
12時 美ヶ原高原美術館 昼食.観光
17時 お宿チェックイン
18時 夕食
19時 キッズパーク
20時 入浴
21時 就寝
早めの出発が功を奏して小牧の渋滞は気持ちスピードが遅くなったぐらいで、渋滞という渋滞にはハマりませんでした。
1時間ごとの休憩のスケジュールでトイレも疲れも取れたそうで、あまり運転がお好きでない夫も「全然疲れが来ない!」とご機嫌でした。
美ヶ原高原美術館
所在地
〒386-0507 長野県上田市武石上本入美ヶ原高原
TEL:0268-86-2331(代表) 0268-85-2111(冬季:12月~3月)
開館時間
9:00~17:00(入場は16:30まで)
2023年度開館期間 4月29日(土) ~ 11月5日(日)
入場料金
一般 | 団体 | 障害者割引 | |
大人 | 1000円 | 900円 | 800円 |
大学生・高校生 | 800円 | 700円 | 600円 |
中学生・小学生 | 700円 | 500円 | 500円 |
支払いは現金およびQR決済でクレジットは使用できませんので注意。
毎週土曜日はファミリーデーで保護者同伴の小中学生は入館無料ですよ!
我が家は夫の福利厚生の割引券を使用しました。
設備
レストラン、売店、トイレ(道の駅は女子トイレにオムツ替えスペース、こども美術館にもトイレあり)、授乳室(道の駅では救護室を利用可能。こども美術館内にもあり)
エレベーターありですがわかりにくいです。
ベビーカーや車椅子の方は駐車場からメインの建物をみて右手の奥まったところにエレベーターがありますので乗ったまま利用できます。
レストランや美術館入り口も2階にありますが、エレベーター利用ができます。
屋外美術館はじゃり道と舗装された道路があるので、舗装道路をいけば大まかな美術品をみて回れます。
レストラン
我が家は12時に到着したので食事を先に行いました。
12時丁度ごろでしたが、席は探せば座れるぐらいです。窓辺をゲットできました。
クーラーが効いてると思ったら、窓が開いていて高原の涼しい風が入ってきていました。
メニューは山菜入りの信州そばやカレーがあります。
ジビエ料理もあり。鹿肉はおもったより柔らかかったです(*・艸・)
標高2000mの道の駅のレストランなのでご飯系はスキー場のご飯のような「美味っ!てわけではないが悪くない料理」が食べれます。
ソフトクリームはめちゃくちゃ美味しいです。
離乳食の持ち込みもokもらいました。
机付きの木製のベビーチェアが借りれます。お股のベルトもあるので安心して座らせれます。
楽しみ方
美術館に子連れはまだ早いんじゃないかしら、なんて思うこと勿れ。
スタンプラリーがあったり、子供向けの遊べる美術作品があったりと楽しく回ることができます。
スタンプラリーは屋外展示の右半分を巡るAコースと左半分を巡るBコースがありますが、広すぎるのと標高が高いのとアップダウンがあってすぐに息切れがして半分のコースだけで精一杯でした。
子供ができる前に右も左も回りましたが、最後は大人でもへとへとでした 笑
涼しいのでトンボがたくさん飛んでいるので虫の好きな子は歓喜ですね。
横を見れば空!眼下に山!と言った最高な眺めでお散歩です。
風は冷たくて心地よいですが、日光は強いので日焼け止めや帽子、日傘はお忘れなきを。
こども美術館は室内です。子供たちがはしゃいでいる間、大人はベンチと自販機とトイレが設置されているので休憩ができます。
2階のテラス部分にも登れるので子供たちが「おおーい!」と高いところから手を振ってくれます。
アスレチックのような遊べる作品だけではなく大きなクッションブロックのあるコーナーもあり、初めて会った子と作品作りに取り組んで遊んでいました。
スタンプも全てゲットしてポストカードゲットです。
この後本当は帰り道にビーナスラインを通って帰りたかったのですが、道を間違えて最短距離でお宿まで行ってしまいました 汗
なので2日目にビーナスラインに行くことを予定に入れましたが、良さげな山小屋にも寄れてゆっくりできたし、チェックインが17時にできて良い時間に夕食が取れてキッズスペースでも遊べたので結果オーライでしたよ(*・艸・)
蓼科グランドホテル滝の湯
所在地
〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科4028
無料駐車場は200台。17時についたところ一番奥の駐車場になってしまい割と歩くことに。
入り口に降車用の駐車場があるので、運転手以外はそこで降りたり、荷物を下ろすのが良いかと。
ドアマンが荷物を運ぶお手伝いをしてくれます。
電車で行く場合だとJR茅野駅から無料送迎バスが出ています。または、路線バスも走っており、バス停に「滝の湯入り口」があるので分かりやすいですね。
チェックイン
ロビーは複数あり、開いたところから案内してくれるので列にはなっていましたがスムーズにチェックインできました。
夕食のビュッフェが18時の部が満員で次回が20時半の部になってしまう、、、という状況でしたが私が子連れで一番下が1歳ということに気がついたようで、「お子様寝てしまいますよね、少々お待ちください」と言って早歩きで奥に行かれ、18時の食事券を持ってきてくれました。
なんというホスピタリティ。私、何一つゴネていませんよ。
よく食事時間があわずに食事前に子供が寝てしまう事態が起きがちなんですよね。
なので寝ちゃった子用に食事の後にルームサービスを頼むことになることも今までの旅行で2回ほどありました。
本当に助かりました。
お部屋
今回は2022年3月にリニューアルしたばかりのキッズデラックスルームに泊まりました。
5人家族でベッドが4ついるので、普通にお宿を取ろうとすると2部屋取らないと行けないんですよね。
しかしこの部屋は2段ベッドが1つ、110×190と140×190のベッドがハリウッドツインで設置されているので6人まで泊まれるんです。(おそらく6人目はソファベッド)
お姉ちゃんたちが2段ベッドで寝たのでパパママベビーは広々としたハリウッドツインで寝かせてもらいました。
2段ベッドもレゴランドホテルのような子供用の2段ベッドじゃないので広々しています。
マグフォーマーやブロック、大きな絵本が備え付けられており、ママパパがひっくり返って休憩していても、子供たちはご満悦に遊び続けてくれます。(絵本は寝る前に読んであげました。大きな絵本を読むなんて幼稚園の先生になった気分で楽しかったです)
ハンモックもあり、長女の定位置になりました。
大層気に入って、誕生日プレゼントはハンモックがいいと申しております 笑
すごいのがとことん子供向けに作られていること。
上の写真はトイレの引き戸です。分かりますか?扉を閉めたとき、子供が手を挟まないように隙間が開けられているんです!びっくりです。
コンセントカバーが付けられていたり、ローテーブルに角がないのはもちろん、子供用の手洗い場まであります。哺乳瓶洗い用の洗剤やボトル洗いもあります。幼児用のスリッパにはサンダルのように後ろにゴムが付けられており、履いているスリッパが脱げないように工夫されていました。
洗面所のコップもガラスのように透明度の高いプラスチックで安全です。
おむつ用のゴミ箱もあって至り尽せりです。
食事
2日とも夕食、朝食共にビュッフェにしました。
これが大正解!
離乳食は星野リゾートのように手作りではないですが、月齢別に好きな離乳食を選んで各自でレンジでチンして与えることができます。
上の写真で言うと、奥の円形カウンターの右側あたりにあります。
また、夜ご飯はお寿司カウンター、朝はおにぎりカウンターがあり、握りたてを握ってもらえます。
板前さんも気さくな方で、子供たちに「握りたてあげるよ!なにがいい?」と聴いてくれて握ってくれます。もじもじしながら「えびとサーモンとマグロ」と好きなネタを自分で注文できました。
食事を終えた後も手を振ってくれて、子供達も嬉しそうに振り返していました。
朝食ではベビーは離乳食を食べた上で、納豆やしゃけおにぎりなどもつまんでいましたよ。蒸し野菜もあるので助かります。
郷土料理も楽しめますし、料理をどれを食べても美味です。
ベビー用のエプロンは紙製なので破っちゃうベビーちゃんは持参することをお勧めします。
スタッフさんに言うとベビー用のお股にベルトがあるシートやキッズ用のハイチェアを貸してくれます。
さらに、トレーを運ぶワゴンを貸してくれるので、大人が持ってあげなくてもビュッフェを回ることができます。
お客さんを見てみると、手話で会話をしているかたや、車いす、ほぼベッドぐらい横にしたリクライング車いすの方もいらっしゃり、スタッフさんも丁寧に対応されていました。とても好感度高いです。
湯めぐり
ホテルの名前が「滝の湯」というのもあり、湯めぐりができます。
庭園大浴場と渓流露天風呂があり、それぞれ男湯と女湯があって朝と夜とで男湯と女湯が変わるので計4つのお風呂に入ることができます。
全ての浴場に洗い場とサウナがついていますので、1箇所行くだけでも完結していて満足できますよ。
私は朝も夕も入ったのでコンプリートです(*・艸・)
信玄の隠し湯のキャプチャーが掲げてあり、このあたりに湧き出た湯に信玄公が入っていたのかも、と想像すると浪漫を感じれました。
おむつが外れてない子は浴槽につかることはできませんが、ベビーバス内ならokなので、浴槽の近くに持ってきて温泉の湯をベビーバスに入れて一緒に入浴ができます。
男湯にも女湯にもベビーバスやベビーベッドがあるのでパパにベビーを任せる事もできますよ。
貸し切り風呂は60分3080円でしたが、現在工事用の足場がかかっており景観が悪いとのことで半額で入ることができました。
チェックインの17時の時点では当日分は予約がなく、翌日の予約をとらせてもらいました。
予約状況はチェックインカウンター横のホワイトボードで確認ができます。
貸切風呂にもベビーバスや子供用の椅子が用意されています。
貸切風呂を利用したら女性のみパックやスキンケア用品がもらえます。
肌がもちもちになりました!
リラックスエリア
リラックスエリアは貸し切り風呂エリアの前にあります。
自販機、漫画や絵本、クッション、オッドマン付きのパーソナルソファやマッサージチェアもあります。
人もまばらでリラックスできます。
キッズパーク
0歳から身長120センチまでの子があそべます。長女入り口にアトラクションにあるような身長計があり、長女は測られました。ギリギリでした。
入場料は3歳から大人は一律1人500円で宿泊日の14時から20時、翌日の9時から12時まで何度でも利用可能です。
ベビーデラックスルーム、キッズデラックスルーム宿泊者は無料です。
ベビーコーナーやごっこ遊びやパズル、絵本、木製のレールを使った電車遊びができる静のエリアと巨大なブロックや雲梯、ロディで体を使って遊べる集のエリア、100センチから120センチのこだけ入れる小学生コーナーに分かれています。
なので、よちよち歩きのベビーが走り回る子にぶつかられて怖い!と思うことはありませんでした。
スタッフさんもいて、危ないことをしていると注意してくれるので治安もいいです。
アスレチックゾーンも危なくないように一方通行とルールもしっかり決められています。
年齢にあった遊びができて上の子達もたのしかったみたいで、2日目も夕食後から20時までたっぷり遊びました!
座ってスマホをポチポチしている親より、一緒に遊んだり、写真を撮ったりしてる親の方が多くて穏やかな支援センターのような雰囲気きです。
帰る時にスタッフさんが「明日も9時からやっているので、またきてくださいね!おやすみなさーい!」と笑顔で手を振ってくれました。
気分よくいい夢が見れそうです。
まずは1日目終了です。次回は2日目、ビーナスラインと白樺湖ファミリーランドについてかかせていただいます。しばしお付き合いくださいませ(*・艸・)